こんにちは!
今回は、EC経験6年の著者が「ECサイトの作り方」について解説します。
本記事は、ECサイトをこれから始める方、ECサイトのリプレイスをお考えの方にオススメです!
☑️こんなお悩みありませんか?
- ECサイトの作り方が分からない
- 結局どのサービスが良いか分からない
- 自分に合うサービス選定に悩んでいる
💡この記事で分かること
- ECサイトの作り方が分かる!
- 各種サービスのポイントがわかる!
- 自分に合うサービスを選定できる!
目次
ECサイトの作り方6種類を完全解説!
ECサイトの構築方法を大きく以下の6種類に分類し、解説します。
まずは、各構築方法の予算感と拡張性を一覧にまとめているので、ご覧ください。
構築方法 | オススメ 対象者 |
初期費用 (目安) |
月額費用 (目安) |
拡張性 (自由度) |
フルスクラッチ | 大手企業 | 数千万円〜 | 数十万円〜 | ◎ |
ECパッケージ | 中規模企業 | 数百万円〜 | 十万円~ | ◯ |
クラウドEC | 中規模企業 | 数百万円~ | 十万円~ | △ |
オープンソース | 中規模企業 | 無料 (制作費等がかかる) |
数万円~ | △ |
有料ASP | 個人事業主 中小企業 |
数万円~十万円 | 数千円~十万円 | × |
無料ASP | 個人事業主 中小企業 |
無料〜数万円 | 無料〜数万円 (手数料はかかる) |
× |
次に核構築方法について、概要やメリット・デメリットなどをご紹介します!
フルスクラッチ
▼概要
既存のシステムやサービスを活用せず、完全に独自のシステムをいちから開発・構築する方法です。
▼メリット
真っ新な状態から開発を進めるため、拡張性(自由度)が非常に大きく、様々な要件を満たすことが可能。
▼デメリット
手間と時間、そして大きなコストがかかる。
💡こんな人・企業にオススメ
サイト年商規模が50億円を超える企業
ECパッケージ
▼概要
ECに必要な機能がパッケージ化されたサービスです。
自社のサーバーにインストールするだけで、商品管理や在庫管理などの必要不可欠な機能が揃います。
▼メリット
開発の自由度が高く、カスタマイズ性を担保できる
フルスクラッチよりも短期間で導入可能
▼デメリット
インストール形式のため、システムが陳腐化する可能性がある
初期費用が高い(500万円〜など)
💡こんな人・企業にオススメ
自由度の高さを重視した中規模企業
クラウドEC
▼概要
クラウド上のプラットフォームを利用し、ECサイトを構築するサービスです。
最近注目を集めており、個人的にもオススメの構築方法です。
▼メリット
最新のシステムが利用可能
一定のカスタマイズが可能
セキュリティ面でも比較的安心
▼デメリット
オンプレミスの対応が不可
※オンプレミスとは、サーバーやソフトウェアなどを自社の設備内で管理・設置し、運用することを指します。
財務諸表で資産に計上できない
💡こんな人・企業にオススメ
自社設備内で管理する必要がなく、
最新システムの利用や一定の自由度を求めている中規模会社
オープンソース
▼概要
外部で公開されているソースコードを活用し、ECサイトを構築する手法です。
無料でサーバーにインストールできる反面、デザインなどの制作をする必要があります。
▼メリット
費用を抑えられる
拡張&外部連携がしやすい
スピーディーに持って構築できる
▼デメリット
専門性の高いWebスキルが必要
正しいセキュリティ対策が必須
運用工数がかかる
💡こんな人にオススメ
専門性を持った人材が社内にいて
費用を抑えてスピーディーに運用構築したい企業
有料ASP
▼概要
ASPとは、サイト構築に必要な機能が備えられたクラウド上で提供されているシステムです。
Application Service Providerの頭文字を取って、ASPと呼ばれています。
有料ASPは後述する無料ASPと異なり、初期費用などが発生するシステムを指します。
▼メリット
知識が無くても多様な機能が使える
導入費用が抑えられる
開設までのスピードが早い
▼デメリット
サイトの拡張性(自由度)が低い
外部ツールとの連携は不向きな場合も。
💡こんな人・企業にオススメ
サイト年商数千万円程度を目指す個人事業主や中小企業
無料ASP
▼概要
有料ASPで解説した通り、ASPとはサイト構築に必要な機能が備えられたクラウド上で提供されているシステムです。
初期費用や月額費用が無料な場合がほとんどです。
▼メリット
リスクを最小限に抑えられる
知識がなくても簡単に始められる
▼デメリット
サイトの拡張性(自由度)が低い
外部ツールとの連携は不向きな場合も。
年商規模を増やすには不向き
💡こんな人にオススメ
初めてECを始める個人事業主や中小企業
構築方法ごとのオススメサービス
フルスクラッチは、完全ゼロからの構築なので、オススメサービスはありません。
その他の構築方法でオススメをご紹介します。
ECパッケージなら「コマース21」
▼コマース21
コマース21は導入企業の売上実績が高く、拡張性にも優れているECパッケージサービスです。
💡ここがポイント!
コマース21は、ECパッケージをインストールするだけでECに必要な機能一式が揃います。
Webに関する専門知識を有するメンバーがいる場合は、開発の自由度も高く、理想のサイトイメージに近づけることが可能です。
コマース21は、国内EC売上上位100社のうち12社が利用しているサービスということもあり、売上を伸ばしやすいパッケージサービスとも言えるでしょう。
パッケージを利用する分、フルスクラッチよりも短期間で導入できることもメリットの一つ。
スピード感と自由度の高さを重視する方は、是非検討してみてください。
🏢導入企業例
・スポーツ業界「アルペングループ」
・アパレル業界「パルグループ」
・おもちゃ業界「トイザらス」 など
クラウドECなら「Shopify」
▼Shopify
Shopifyは世界175カ国、100万以上のショップに利用されているクラウドECサービスです。
カナダの企業で、日本でも急速に拡大しており、コスパの良さが非常に魅力的なサービスです。
💡ここがポイント!
Shopifyは低価格(月額25ドル〜)で始めることができます。
Shopifyなら標準機能の他に追加したい機能がある場合、特定のアプリをインストールして機能を追加することが可能です。
そのため、自分たちだけのECサイトを構築できます。
ちなみに、他サービスの場合、追加機能の実装ができない場合もあれば、多額な費用や時間がかかる場合もあるので、Shopifyが急成長を遂げる理由もわかりますね。
さらに、ShopifyはクラウドECのため、システムが常に最新版にアップデートされます。
時代に合わせたシステムにアップデートされるのはShopifyの強みになっています。
🏢導入企業例
・ビール業界「オリオンビール」
・カレー業界「ゴーゴーカレー」
今、Shopifyでは14日間無料お試しが可能です!クレジットカードは不要なため、安心してお試しできます!
オープンソースなら「EC CUBE」
▼EC CUBE
EC CUBEは、国内最大規模を誇るオープンソースサービスです。
💡ここがポイント!
日本で一番選ばれ続けるオープンソースと謳っているEc Cube。
オープンソースは公開されているソースコードを利用するため、スピード感と費用削減に繋がります。
Webに関する専門知識を有するメンバーがいれば、拡張性も高く、外部連携も自由自在なのが良いところ。
デザイン制作などは自社で行うか、外部に依頼する必要があるため、総合的な費用感を踏まえた上で判断することをお勧めします!
🏢導入企業例
・カステラ業界「文明堂」
・食品EC業界「KURADASHI」
有料ASPなら「MakeShop」
▼MakeShop
MakeShopは、有料ASPと言えば、MakeShopが第一候補でしょう。
コストパフォーマンスの良いサイト構築が可能です。
💡ここがポイント!
GMOグループが運営しているサービス「MakeShop」
数万円程度で開設でき、機能数も業界No1の651機能とコストパフォーマンスが非常に高いのが特徴です!
サイトデザインはたくさんのテンプレートから選択でき、知識が無くても視認性が高く、簡単に始められます!
導入企業は、10,000店舗以上!サービス継続率は98%と高い満足度を誇るサービス。
手厚い無料サポートもあり、1店舗あたりの平均月商は233万円!
本格的にECを始めるなら、オススメのサービスです!
🏢導入企業例
・居酒屋業界「磯丸水産ECショップ」
・メガネ業界「アイメガネ」
MakeShopでは、現在15日間無料体験も開催中!是非一度利用してみてください!
無料ASPなら「BASE」
▼BASE
初期コストや月額費用を無料で始めたいなら「BASE」がオススメです!
💡ここがポイント!
初期費用・月額費用が0円でネットショップを始められる「BASE」
専門知識が全く無くても、開設から運用まで簡単にできるネットショップ開設サービスです!
一定のカスタマイズも可能で、売れた分の2.9%〜6.6%を販売手数料として支払うだけ!
つまり、初期費用・月額費用0円のプランは、売れなければ費用がかかりません。
※月額費用がかかるプランもあります。
さらに、BASEでは、BASEで開設したショップを集めたアプリがあり、ショップの任意で掲載が可能!
ECを開設後の「集客」にも効果がありそうですね。
支払いも早く、売上の振込は申請から10営業日なのも嬉しいところ。
外部サービスとの連携も徐々に増えており、非常に充実したサービスです!
これからECを始めるなら、まず登録してみて欲しいオススメサービスです!
🏢導入企業
・170万店舗以上の個人事業主・企業
BASEは無料で始められるため、以下リンクから登録して管理画面を触ってみると、イメージがつくと思いますよ!
まとめ
今回はECサイト構築方法を6種類に分けて、ご紹介しました!
ECサイトの構築方法は、Webの知識や、EC開設の経験、リスク許容度を踏まえた上で選ぶことをオススメします!
今回ご紹介したサービスは、どれも非常に素晴らしいサービスですので、まずは一度サイトを見てみてください!
また、「EC運営経験のない個人の方に向けたネットショップの具体的な作り方」については、以下の記事でもご紹介しています。
今回よりももう少し具体的な内容を記載しているので、是非ご覧ください!