ファーストビューとは?ウェブサイト改善のポイント5つも解説!

こんにちは!
今回は、ファーストビューの意味や重要性、効果的なコツを解説します!

現役ECコンサルタントの著者が、細かく解説しますので、是非最後までご覧ください!

☑️こんなお悩みありませんか?

  • ファーストビューが分からない
  • サイト改善に悩んでいる
  • サイトの効果的な変え方が分からない
  • サイト改善のアイデアが欲しい

💡この記事で分かること

  • ファーストビューの定義が分かる!
  • ファーストビューの重要性が分かる!
  • ファーストビューのコツが分かる!

ファーストビューとは?

ファーストビューとはウェブサイトで最初に表示される領域を指します。また、アイキャッチとはウェブサイトで人の目を引くコンテンツを指します。

  • ファーストビューとはサイトでスクロールせずに初に表示される領域のこと。

つまり、ファーストビューはウェブサイトにアクセスした際に必ず目に入る領域です。

必ず目に入るファーストビューは、離脱されやすいウェブサイト運営において、滞在時間やコンバージョン、ページ閲覧数などに貢献してくれる重要な要素になります!

また、ファーストビューと似ている言葉として、アイキャッチがあります。

  • アイキャッチとはサイトに訪れた人の目を引くコンテンツのこと。

要は、画像などのコンテンツをアイキャッチと呼び、最初に表示される領域をファーストビューと呼ぶので、混同しないように気を付けましょう!

ファーストビューの重要性とは?

皆さんは、スクロールせずにサイトを閉じた経験、ありませんか?
ファーストビューでサイトを閉じる割合(=直帰率)は、約70%にもなると言われています。

つまり、ファーストビューは直帰率などのKPI数値に大きな影響を及ぼすということです。

【著者の経験】
著者がとあるECサイトのファーストビューを改善したところ、以下のような結果を得られました。

▶︎直帰率:約10pt減少
▶︎離脱率:約10pt減少
※UI変更前と変更後1週間で比較

ウェブサイトは、サイトのコンテンツを見てもらえなければ始まりません。

著者の経験も踏まえ、ファーストビューがサイトに与える影響は大きいため、重要だと考えられています。

ファーストビュー改善で抑えるべきポイント5つ!

ファーストビューを改善する際に、絶対に抑えるべきポイントをご紹介します。

これは絶対に抑えておいてください。

  1. ユーザーニーズを満たすきっかけ作り
  2. 目を引くポイント作り
  3. コンテンツに適した内容
  4. 情報量の調整
  5. ページ表示スピードの改善

1. ユーザーニーズを満たすきっかけ作り【超重要】

ユーザーは、あなたのウェブサイトに何の目的で訪れていますか?

もっと細かく言えば、ウェブサイトの各ページにどんな目的で訪れていますか?

ファーストビュー では「目的を満たせそうだ」とユーザーに思ってもらえるファーストビューを心掛けましょう!
※この考えは超重要だと思います。

例えば、ECサイトの場合

  • TOPページに来るユーザーのニーズ
     =どんな商品があるか知りたい?
  • 検索結果ページに来るユーザーのニーズ
    =興味のある商品を探したい?

仮に上記のようなユーザーニーズがある場合でも、TOPページのファーストビューで販売している商品の情報が分からないサイトがあったり、検索結果ページのファーストビューで検索したキーワードに関係のない商品が表示されているサイトがあったりします。

ニーズを的確に読み取り、ニーズを解決するきっかけ作りをすることがファーストビューの役割なので、その点を抑えて改善してみてください。

2. 目を引くポイント作り

前述の「ユーザーニーズを満たすきっかけ作り」を実際にユーザーに届ける必要があります。

そのために、アイキャッチなどを活用し、目を引くポイントを作ります。

ファーストビューの中でも、認知されやすい箇所と、認知されにくい箇所があります。
伝えるべきメッセージを認知してもらうためにも、目を引くポイントを作りましょう!

ユーザーがサイトのどこに注目しているのか?を知るためには、ヒートマップツールなどをご活用ください!

3. コンテンツに適した内容

そのページの全貌とズレた内容をファーストビューで訴求してしまうと、離脱に繋がります。

例えば、ウェブメディアの場合
ファーストビューで目に付く記事のタイトルと記事の結論がズレているケースなどが事例として挙げられます。

各ページで伝えているメッセージや目的を踏まえ、ファーストビューを修正することをオススメします!

4. 情報量の調整

必要な情報を最適な量でお届けすることを意識してみてください。

ファーストビューに情報量が多すぎる場合、ページの理解までに時間がかかり、本当に伝えるべき内容がボヤけてしまいます。

一方で、ファーストビューの情報量が少なすぎる場合、サイトの信頼性などに関わる場合もあります。

5. ページ表示スピードの改善

ファーストビューのアイキャッチ画像や文字の表示スピードが遅いと、離脱に繋がる確率が上がります。

Googleによると、読み込み時間が長いと、離脱率が上昇するようです。
具体的には、以下の通り

  • 読込時間:1~3秒   →  離脱率32%上昇
  • 読込時間:1~5秒   →  離脱率90%上昇
  • 読込時間:1~6秒   →  離脱率106%上昇
  • 読込時間:1~10秒 →  離脱率123%上昇

出典:Find out how you stack up to new industry benchmarks for mobile page speed

上記データからも分かるように、ページの表示スピードに時間がかかっている場合は、早急に改善することをお勧めします!

ファーストビュー改善で効果のあるKPI

ファーストビューの改善により、効果を見込める主要のKPIは以下の通りです。

  • 直帰率
  • 離脱率
  • エンゲージメント率
  • ページ閲覧数
  • スクロール率
  • コンバージョンレート(CVR)

ECの場合だと上記に加え、以下のKPIなどにも効果を与える可能性があります!

  • カート投入数
  • 購入者数
  • お気に入り数

上記KPIに課題を感じている方は、ヒートマップなどのツールを活用し、各ページのファーストビューを見直してみることをオススメします!

今回は、ファーストビューの定義、ウェブサイトのファーストビュー改善に必要なコツ、ファーストビューが影響を与えるKPIについて、解説しました。

ご質問やご不明点、ご依頼は、コメントもしくはお問い合わせページまでお願いします!

それでは、今回はこの辺で〜!