【2022年最新版】国内ネット通販人気ランキング

EC畑で育ち、普段からECサイトを日常的に活用する「ぼく」が日本国内の通販サイトをランキング形式で一挙紹介✨

既に身近な存在となっているネット通販。
今回は、そんなネット通販業界の中でもトップランナーである「日本国内ECの流通高ランキングTOP5」をご紹介します。
ECコンサルタントの観点から各通販サイトの魅力も併せて説明します!

最後には、急成長を遂げている通販サイトや、話題になっている通販サイトも紹介しますので、最後まで是非ご覧ください!

この記事は、日本国内の売上上位通販サイトをご紹介しますので、比較的安心して購入ができるサイトが揃っています。
「ネット通販で購入したことのない方」は、ぜひ今回ご紹介する通販サイトで通販生活を始めてみてはいかがでしょうか!?

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国内EC市場規模の推移

経済産業省が2021年7月に公表している「令和2年度産業経済研究委託事業(電子商取引に関する市場調査)」によると、BtoCの国内電子商取引市場規模は、2020年で19.28兆円(前年比0.43%減少)と驚きの前年を下回る結果でした。

ネット通販は、なくてはならない存在になっているにも関わらず、少し意外ですよね。
気になったので、もう少しだけ読み解いていきましょう。
読み解いてみると、前年を下回る結果に納得できるかと思います!

以下表は、2019年と2020年のEC業界の市場規模比較です。

2019年 2020年 伸び率
物販系EC 10兆515億円 12兆2,333億円 21,71%
サービス系EC 7兆1,672円 4兆5,832億円 ▲36.05%
デジタル系EC 2兆1,422億円 2兆4,614億円 14.90%
総計 19兆3,609億円 19兆2,779億円 ▲0.43%

出典:経済産業省「令和2年度 電子商取引に関する市場調査」,2021年7月

この表を見ると、サービス系ECがマイナス36%と著しく減少傾向となっている一方で、物販系ECとデジタル系ECは顕著な成長を遂げています。
※各ECについて、どのようなジャンルがどこに属するのかを以下で簡単に記していますので、ご覧ください。

  • 物販系EC  :食料品、衣類、生活家電・AV機器など
  • サービス系EC:旅行、飲食、フードデリバリーなど
  • デジタル系EC:電子出版、有料音楽配信、有料動画配信など

サービス系ECの多くは、新型コロナウイルスのおこもり需要が大きく影響している可能性の高い業界が多いですね。

要は、直近のEC業界は、コロナウイルスによって、サービス系ECが落ち込んでいるものの、物販系ECとデジタル系ECは今もなお大きく伸び続けている業界であることが言えますね!

日本国内ネット通販流通高ランキングTOP5

それでは、日本国内のネット通販(ECサイト)流通高ランキングをご紹介します!

第1位:楽天 約5.01兆円(※1)

URL:https://www.rakuten.co.jp/

国内第1位は楽天」です!

楽天市場は国内最大級のネット通販サイトで、ぼくがECコンサルをしていた会社さんの多くは、楽天市場からスタートしていた会社さんも多かったですね。

楽天市場は、出店における料金プランが複数存在し、少々複雑なので、出店を検討している方は注意が必要です。
固定費用だけでなく、決済手数料などもかかってくるので、送料や広告費なども含め、細かく利益計算をした上で出店を決められることをお勧めします。

強みは、何と言っても楽天経済圏による圧倒的な集客力です!
SPU(スーパーポイントアッププログラムの略)と言われる仕組みを上手く活用すると、最大14倍のポイント還元が受けられます。

購入するごとに、14倍のポイント還元は魅力的ですよね✨
最近では「楽天経済圏で生活をしている」という方も多くなりましたね!ちなみに、ぼくも楽天経済圏を使っている1人です!w

参照元:https://corp.rakuten.co.jp/investors/financial/indicators.html
※1:楽天市場のみではなく、楽天トラベルや楽天ブックスなどのサービスの流通高も含む
また、楽天の三木谷浩史会長兼社長楽天市場のみでも3兆円を超えていると表明している。

第2位:Amazon 約3.28兆円(推定)(※2)

URL:https://www.amazon.co.jp/

楽天に並ぶ国内最大級のネット通販サイトは、やはりAmazon」です!
Amazonはご存知の通り、国内どころか世界トップレベルのIT企業で、GAFAMとしても知られていますよね。

Amazonへの出品を検討している方にとって、Amazonは比較的始めやすい通販サイトの一つだと思います。
Amazonも楽天市場同様、少し複雑な費用形態になっています。
例えば、販売する商材やAmazonの物流倉庫を利用するのか否かでも費用が変わってきます。
とはいえ、広告を活用しない場合は、比較的低価格で運用を開始できますし、集客力も桁外れなので、オススメです!

Amazonの強みは、何と言っても「Amazonプライム」だと思いますね!
年間4,900円(税込)もしくは月間500円(税込)のプランに入るだけで、送料無料をはじめとした無料の配送オプション、プライムビデオやプライムミュージックといった充実した無料コンテンツ、プライム会員限定の先行タイムセールなどが利用できます!

Amazonプライムに登録している方は、充実した映像コンテンツや映画が見れるプライムビデオなどが目的で登録している方も多いのでは?
世界的なECサイトなので、もちろん商品ラインナップなどもトップレベルに豊富✨

買いたいものができた時は、とりあえずAmazonへ!

参照元1:https://netshop.impress.co.jp/node/9497
参照元2:https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/66560
※2:全世界のAmazon売上高のうち、日本の売上高は4.9%を占める。また、2021年6月までの1年間で全世界のAmazon流通高は6100億ドル(約66兆8600億円)だったことから、66兆8,600億円×4.9%=3兆2,761億円(約3.28億円)と算出

第3位:Yahoo!ショッピング 約8,901億円

URL:https://shopping.yahoo.co.jp/

国内第3位は、Yahoo!ショッピング」です!
もしかしたら、意外な方もいらっしゃるかもしれないですね。

突然ですが、現在通販サイトへの出店を検討されている方に、朗報です!
なんと、Yahoo!ショッピングは、初期費用、月額システム利用料、売上ロイヤルティが無料です!
ECコンサルタントの「ぼく」からすると、何度聞いても、驚きですね。。

注意点は、ポイント原資負担やキャンペーン原資負担など、その他で少し費用がかかります。
また、広告無しの運用の場合だと売上向上の難易度が高い点や、アフィリエイトの広告を行う場合は広告費用が嵩むため、売上と費用のバランスが要注意です。

Yahoo!ショッピングは、Zホールディングスグループのヤフー株式会社が運営するネット通販サイトです!
Zホールディングスグループには、日本有数のQRコード決済システムの「PayPay」がいます。
それに、Zホールディングスグループは、ソフトバンクグループの連結子会社でもあるため、大手キャリアのsoftbankとの関係も深いです。

つまり、PayPayユーザーにとってはPayPayポイントが溜まりやすいことがメリットになりますし、ソフトバンクユーザーにとってもお得なキャンペーンを適用できることはメリットになっているのではないでしょうか。

上手く活用すれば、楽天経済圏よりもお得にポイントを貯められる可能性を秘めた通販サイトです✨

参照元:https://www.makeshop.jp/main/know-how/knowledge/ec-site-ranking.html

第4位:ZOZOTOWN 約5,089兆円

URL:https://zozo.jp/

国内第4位は、ファッション通販サイト「ZOZOTOWN」です!
ファッション領域のネット通販では、ダントツで国内1位です!

ファッションを商材とした企業さんであれば、出店の選択肢には確実に入ってくるのではないでしょうか。
出店のメリットとしては、ECを始める際に必要な「ささげ」(撮影・採寸・原稿)と呼ばれる業務の一部や、注文がついた時の商品出荷、ECサイトの運用は全てZOZOTOWNにお任せできるので、ECサイトの運営経験がなくても運用可能です!

様々なことをお任せできる代わりに、費用は少し高いと感じられる企業さんもいらっしゃるようですので、その辺は注意が必要ですね。

ZOZOTOWNの強みは、ファッションジャンルでの圧倒的な認知度でしょう✨
ファッション通販といえば、ZOZOTOWNとほとんどの人が想起するレベルで認知獲得ができていると思います。

また、圧倒的な品揃えや、ファッションコーディネイトアプリWEARとの連携などは、他社がすぐには真似できない点なので、消費者の方にとってメリットになっていることでしょう!
※ちなみに、ZOZOTOWNを運営する株式会社ZOZOも前述したZホールディングスグループです。そのため、PayPayポイントが貯まったり、Yahoo!ショッピングでのお買い物もできることが更にメリットに感じる点かもしれないですね!

参照元:https://corp.zozo.com/ir-info/financial-highlights/

第5位:Qoo10 約3,000億円弱(推定)

URL:https://www.qoo10.jp/

国内第5位は、最近CMやSNSなどを中心に若年層から圧倒的な支持があるQoo10」です!

Qoo10は、韓国コスメや韓国ファッションなどを中心に、商品ラインナップを取り揃えている通販サイトです。
2018年5月にアメリカ発信の世界的なEC企業「eBay」の傘下に入り、見る見る成長を遂げています。

出店をする場合の費用形態はシンプルで、基本的には手数料率のみ
販売単価と売上高によって、手数料率が変わる仕組みです。

Qoo10は、ライブコマースでの販売やメガ割といった超お得なキャンペーンなどを実施✨
韓国ジャンルへの強みやコンテンツの豊富さやユニークな企画が若年層から支持を得ている要因だと考えられます!

Qoo10を使っていると消費者の方から耳にする機会も増えてきているので、今急成長を遂げている通販サイトと言っても過言ではないでしょう!

参照元:https://netkeizai.com/articles/detail/3107/2/1/1

 

さて、ランキングTOP5をご紹介しましたが、流石にご存知の通販サイトが多かったのではないでしょうか?
やはり、日本国内では、楽天、Amazonの2大巨塔が圧倒的強さを誇っています。今や、この2つの通販サイトを知らない人はいないのではないかと思うくらいの知名度ですね!

また、3位に次ぐYahooショッピングの親会社Zホールディングスは、2019年11月にZOZOTOWNの連結子会社化を行ったことで、Zホールディングス全体としては1.4兆円を超える規模にまで追随しています!これからの成長に期待です!

著者が選ぶ今話題の通販サイト2選

最後に、「ぼく」が選ぶ今話題の通販サイト2選をご紹介✨

日本国内のジャンル別EC化率を見てみると、EC化率が10%を超えているジャンルは、「生活家電、AV機器、PC・周辺機器等」「書籍、映像・音楽ソフト」「生活雑貨、家具、インテリア」「衣類・服装雑貨等」の4つです。

その中でも、EC畑で育ち、日頃からECサイトをよく使う「ぼく」は、「生活家電、AV機器、PC・周辺機器等」と「衣類・服装雑貨等」の通販サイトをよく利用します!

そこで、家電ジャンルとファッションジャンルにピックアップして、完全主観でオススメサイトをご紹介します♪
使いやすさ、価格、商品品質への安心感など、総合的に判断したので、ぜひ参考にしてみてください!

家電ジャンル:ヨドバシカメラ.com

URL:https://www.yodobashi.com/

家電ジャンルのオススメは、圧倒的にヨドバシカメラさんのネット通販サイトです!
みなさんも利用されたことのある方は多いのではないでしょうか。

「ぼく」の評価は以下の通りです!

サイトの使いやすさ ★★★☆☆
安心感 ★★★★★
商品価格 ★★★★☆
受け取りやすさ ★★★★★
送料 ★★★★★

都内や一部地域にお住まいの方は、ヨドバシカメラさんを使わない手はないと思います!

ヨドバシカメラさんの強みは、何と言っても「ヨドバシエクストリーム」です。
「ヨドバシエクストリーム」の魅力は、大きく4つだと思います。

  1. 指定地域への送料無料!
  2. 配送時間の指定が21時まで細かく依頼可能!
    ※指定時間:午前/12-14時/14-16時/16-18時/18-20時/20-21時
  3. 小さい商品は郵便受けへの投函も可能!
  4. 配送時刻を事前に通知!

一部地域に限られますが、上記がとにかく便利!
日中は忙しく週末受け取るしかない方も、送料が無駄だと感じる方も、配送時刻が読めず身動きが取れないのが嫌な方も、全てまるっと解決してくれるのが、ヨドバシエクストリームです!

是非一度お試しください!

ファッションジャンル:BAYCREW’S STORE(ベイクルーズストア)

URL:https://baycrews.jp/

リアルにも店舗がある株式会社ベイクルーズの通販サイトです!
服のブランドには詳しくないけど、お洒落に着こなしたい方にオススメです!

リアル店舗が売上の主軸かと思いきや、EC事業だけでも売上高510億円(うち、ベイクルーズストアで390億円)という驚異の数字!

家電ジャンルのオススメは、圧倒的にヨドバシカメラさんのネット通販サイトです!
みなさんも利用されたことのある方は多いのではないでしょうか。

「ぼく」の評価は以下の通りです!

サイトの使いやすさ ★★★★★
安心感 ★★★★★
商品価格 ★★★☆☆
受け取りやすさ ★★★★☆
送料 ★★★★★

ベイクルーズさんの強みは、「ファッション性の高さ」と「使いやすく綺麗なサイト作り」、そして「不安要素を取り除いてくれる情報量」です!

商品のデザイン性はもちろんのこと、ファッション企業ならではの綺麗なサイト作りが際立っていますね✨
また、商品ページを見て、驚き!
衣類を購入するときに不安な”色合い”や”サイズ”、”ディティール”、”素材”、”コーディネート”など、あらゆる情報が充足しています!

買いやすさはピカイチだと思いますので、ファッション好きの方は是非お買い求めください!

 

いかがだったでしょうか?

ネット通販を運営されている方は、今回ご紹介したECサイトを参考に、サイトのUI/UXを改善するのもアリだと思います!

消費者の方は、今回ご紹介した通販サイトはいずれも安心性の高いサイトです!お得に安心にお買い物をしたい方は、是非お買い求めください!

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