今回は、Webサイトにおけるデザインの基本用語「UI・UX」についてご紹介します✨
※他のEC用語を知りたい方はこちらをクリック
【こんな人におすすめ】
- 「サイト作りに興味がある人」
- 「UI/UXの定義が曖昧な人」
Webの世界では、UI・UXの改善が重要だと聞くものの、曖昧な定義で使っている人をよく見受けます。
今回は、UI・UXの概念を正しく理解し、サイト作りの基本を学びましょう!
この記事では、UI・UXの定義や重要性を事例を交えてご紹介します!
UI・UXを実際に改善する際のオススメ手順などは別記事で紹介しようと思っているので、お楽しみに〜♪
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「UI」とは?
それでは、早速デザインの基本用語「UI」についてご説明します!
UIとは、ユーザーインターフェース(User Interface)の略。ユーザーとサービスとの接点全てを指します。
例えば、ECサイトの見た目や操作性(動きなど)は、ユーザーとサービスとの接点となるので、UIに含まれます。
超シンプルにまとめると、「サイトデザインやサイト構成=UI」だと思ってもらえればOKです!
ただ、UI(ユーザーとの接点)だけを改善しようとしても、本当にユーザーが使いやすいと感じるサイトになるわけではありません。
そこで登場する概念が、「UX」なのです!
「UX」とは?
UXとは、ユーザーエクスペリエンス(User Experience)の略。ユーザーがサービスなどを通して得た全ての体験を指します。顧客体験やユーザー体験などとも言われる。
ECサイトを例にすると、「ECサイトの訪問や閲覧、検討、購入までの一連の流れの中で得た顧客体験など=UX」と呼びます。
つまりは、UXはユーザーが得た体験そのもの。
UXを更に高めていくために、UI(接点)の改善が必要となってくるのです!
「ECサイトが遅くてストレスが溜まる」
「確認したい情報がどこにあるか分からない」などはUXが悪いサイトという判断になります!
「UI」と「UX」の違いは?
それでは、「UI」と「UX」の違いについて紹介します!
まずは、おさらいです。
- UI = ユーザーとサービスの接点
- UX = サービスを通して得た顧客体験
ECは、お客様に最高のお買い物体験をご提供することが最重要であると、「ぼく」は考えています。
※ここでいう最高のお買い物体験とは、商品品質や配送スピード、サイトの使いやすさ、お得感などのECに関わる体験全てが最高だという状態を指しています。
最高のお買い物体験とは、最高の顧客体験(=UX)
つまり、UXはECにおいて超重要な要素の1つだと考えられるのです!
一方で、UI(サイトとユーザーとの接点)は、あくまでUX(顧客体験)を更に高めていくために重要な要素だと考えられます。
つまり、UIはあくまでUXに内包される一部の要素ということですね。
※とはいえ、UIがUXに与える影響は計り知れないので、どちらの要素も超重要な項目であることに変わりはありません!
【事例あり】UI・UXの重要性は?
最後に、UIやUXがどれほど重要なのかを説明します!
いきなりですが、説明の前にいくつか質問をさせてください!
①あなたは、百貨店やショッピングモールで服を購入したことがありますか?
②あなたは、複数のお店で服を探しましたか?
③あなたが、その服を購入した理由は何ですか?
おそらくほとんどの方が①と②の質問を「Yes」と答えるのではないでしょうか?
また、③の質問に対しては、複数の理由があるかもしれませんね!
例えば・・・
- 商品が気に入った!
- 店員さんが気持ち良い接客だった!
- お店の雰囲気が好みだった!
- お手頃の価格だった! など
さて、なぜ「ぼく」がこんな質問をしたかというと・・・
人が商品を購入する時は、何かしらの「顧客体験」が大きな影響を与えていることを実感していただきたかったからです!
ECサイト(ネット通販)も同じです。
「顧客体験(=UX)」がECサイトにおいて重要な理由は、購入に大きな影響をダイレクトに与えるからです!
例え、良い商品を取り揃えていても顧客体験が最悪だったら、お客様は購入してくれない可能性があります。
最高の顧客体験を提供することで、結果的にお客様の購入を後押しし、満足いただき、再購入に至る。
そんなWin-Winな関係を作り、ファンになってもらうためにも、「顧客体験(=UX)」が重要なんです✨
また、その中で、UI(ユーザーとサイトとの接点)も非常に重要です。
UIを実店舗で例えると、店舗のデザインやレイアウト、商品の見せ方、店員さんの服装や笑顔などと言えるでしょう!
例えば、実店舗がダサかったり、商品がグチャグチャだったり、店員さんが笑顔ひとつないお店で購入しようと思いますか?
「購入しようと思ったけど、セルフレジで購入の仕方が分からない」そんな状態でお客様が購入してくれると思いますか?
だからこそ、UIも非常に重要なんです!
UXを高めるために、UIの改善は必要不可欠。
「UI・UX」が並んで紹介されることが多いのには、このような関係性があるからだと思います。
〜UI/UX改善事例をご紹介〜
ちなみに、「ぼく」は最近、某サイトのUI/UXの改善案を作成し、サイト改善を行いました。
まず手始めに、最も訪問が集まる1ページのUI改善案を作成して実装したんです!
その結果、たった1ページのUI/UX改善を行っただけなのに、サイト全体の直帰率・離脱率ともに10pt減を実現しました✨
※ある程度大きなサイトだったため、直帰率・離脱率共に10pt減少は売上換算しても大きなインパクトになるんです!
※直帰率・離脱率についてはこちら
実際に行ったUI/UX改善の手順などは、別記事にて紹介しようかなと思っていますが、たった1ページの改善でも大きな効果を発揮するのがUI/UXです✨
さて、これまでUI/UXについてご説明しましたが、「UX=顧客体験」と「UI=ユーザーとサービスの接点」の重要性を理解していただけたでしょうか?
知っていて損のない情報だと思いますので、これを機に覚えてもらえると嬉しいです!
前述した通り、実際のUI/UX改善の手順などは今後ご紹介しようかと思いますので、お楽しみに♪
それでは、この辺で!