【ネット通販の基礎用語】ECとは?

本記事では、「そもそもECってなんだっけ?」「ECって何のメリットがあるっけ?」をご紹介します。EC運営をする上での大前提を記載していますので、「これからECを始める方」や「ECの原点に立ち返りたい方」におすすめです!

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”EC”って何の略?

最近では、当たり前の”ECサイト”という言葉。
ECサイトを運営する方なら当然知っておきたいこの用語ですが、何の気なしに使っている方も多いのでは?

そこで、早速、ECについての基本概念をご紹介します。

ECとは、Electronic Commerceの略称。
「電子商取引」を指す。また、E-Commerceとも呼ばれる。

これだけ聞くと、あまりピンと来ない方もいらっしゃるかもしれませんね。

簡単に言うと、インターネット上で、情報の通信を通じて、物の売買などを行う商業上の取引のことを総じて、”EC”(電子商取引)と呼ばれます。

ECは、ネット通販やネットショップ、通販サイトなどと呼ばれることもあり、人によって呼び方は様々ですが、それらを総じて、ECと呼ぶものだと理解しておけば問題ないでしょう。

意外と知らないECの仕組み

ここまでで、「EC=電子商取引」ということは、ご理解いただけたかと思います。

では、どうやってECサイト・ECショップは成り立っているのでしょうか?

今回はECの大枠のビジネスモデルをざっくり理解していただくことを目的として、ご説明します!

結論、ECサイトの仕組みは、お客様がサイト上に訪問したことや、購入したことをデータとして認識し、そのデータをもとに、代金の引き落としを行ったり、商品をお客様に出荷しています。

つまり、お客様のデータが鍵となり、その鍵を使って、決済や商品出荷などを行っています。

図にすると、こんな感じです。

上記に前述したデータの他にも、ECでは無数のデータを取り扱っています。

例えば、

  • 商品データ (商品名や価格等)
  • 画像データ (商品の画像等)
  • カートデータ(カートにある商品等)
  • 売上データ (実際の売上データ等)
  • 行動データ (訪問数や購入数等)
  • 消費者データ(決済手段やお届け先等) etc…

インターネットの中で商取引が行われるECでは、様々なデータが一瞬でやりとりされる、そんな世界になっています!

ECサイトってどんな種類があるの?

最近では、ファッション通販や家電通販、農業や漁業に関連する通販まで多様化しています。
そんなECの利用が当たり前になっている中で、
ECサイトを今後始めてみたい人やEC事業を立ち上げる企業も多いのではないでしょうか?

ここでは、国内でECサイトを始める場合の手段について、ご説明します。
現在、国内でECサイトを立ち上げる場合、大きく2つの手段があります。

  1. 自分専用のECサイトを立ち上げる
  2. 大手ECサイトに出店する

1. 自分専用のECサイトを立ち上げる

こちらは自社もしくは個人で、簡易ネットショップ作成ツールなどを用い、自分たち専用のECサイトを立ち上げる方法です。

方法は、いくつも存在します。以下は一部抜粋。

  • 簡易ネットショップ作成ツール等を活用
    例)BASE・shopify・STORES etc…
  • クラウドECを活用
    例)ebisumart・MakeShop etc…
  • フルスクラッチ(自社開発)

詳細については、後日ご紹介できればと思いますが、超簡単に比較すると、以下の通りです!

比較ツール 費用 サイト自由度
簡易ツール
クラウドEC
自社開発 ×

個人でやる場合、参入障壁の低さから、簡易ネットショップ作成ツールをお勧めします!

企業でやる場合、どこまで費用をかけられるかにもよりますが、こちらもオススメは簡易ネットショップ作成ツールです。
簡易と表現しているものの、現在利用者数も急激に増えていることもあり、機能も充実してきています。

知名度のあるブランドを持たれている企業さんなら、簡易ネットショップ作成ツールでも、やり方次第で十分な売上が期待できると思いますよ♪

2. 大手ECサイトに出店する

こちらの方が皆さんにとって馴染みがあるとは思いますが、既に多くの人が認知している大手ECサイトに出品者という立場で出品する形式です。

大手ECサイトのことを別名「プラットフォーム」と呼んだりもしますが、国内で代表的なECサイトといえば、Amazonや楽天市場が圧倒的なシェアを占めている現状です!

メリットは何と言っても「集客力」です!

もし自分でECサイトを立ち上げると、サイト構築だけではなく、お客様をいちから集めることが必要になります。
現在、世界では19億を超えるWEBサイトがあると言われている中で、一体どれくらいの人が自分のECサイトに来てくれるのでしょうか?

なかなか大変そうですよね・・・?w

一方で、Amazonや楽天市場に出店すると、Amazonや楽天市場を活用する消費者が自然と集まってきます。また、訪れる消費者は既に一定の購入意欲を持つ状態である可能性が高いので、集客ハードルがグンと下がることがメリットです。

簡単に例えると、以下のようなイメージですね!

  • 「自分専用のECサイトを立ち上げる」
    →立地が分からない場所に路面店を出すようなもの。
  • 「大手ECサイトに出店する」
    →人が集まるショッピングモールに出店するようなもの。

大手ECサイトへの出店はコストも様々なコストがかかるので、ECサイトを始めようと考えている方は、優先順位を考えた上でご判断されることをオススメします!

EC活用のメリット

最後に、EC活用のメリットをご紹介します!

前提として、メリットは一つではありません。
今回は、複数の通販サイトを運営してきた経験を踏まえ、その中でも特に活用することによって得られるメリット○つをお伝えします!

  1. 圧倒的な拡大に繋げられる!
    →オンラインは訪問数が無限大✨
  2. ブランドのファン増加に繋げやすい!
    →データ活用でニーズを可視化✨
  3. 購入体験の質を向上できる!
    →実店舗との連携で相乗効果✨

ざっくりまとめると、これらがECを推進していく大きなメリットだと思います!
今後、EC業界は更に進化し、上記のメリット以上に、素晴らしいメリットが出てくる可能性も秘めています!

今のうちから、少しずつECについて学んでいただけると嬉しいです!

では、またの記事でお会いしましょう!

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